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ジョイントコラム「井出留美さんと”もったいない”を考える」【第5回】意外とカンタン!すぐにできる「食べキリ」「使いキリ」<後編>

(写真=wavebreakmedia/Shutterstock.com)

食品ロスとiDeCo(個人型確定拠出年金)。一見関連がなさそうな両者だが、じつは「もったいない」をキーワードとする意外な共通点があるようだ。本コラムでは、食品ロス問題の専門家・井出留美さんとともに、食品ロスとiDeCo双方の「もったいない」について考えてみたい。

井出(iDe)さんの視点

「みんな」で「できること」から取り組もう

「食品ロスを100g減らそう!」というとき、1人だけで頑張って100g減らすよりも、100人みんなで1gずつ減らす方がずっとラクだし効果的です。野球のイチロー選手は「小さなことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」と語っています。ささやかな取り組みが、結果的には大きな力になります。

<買い物にいく前、家にある食べ物をチェック>
カレー粉が家にあるのに、ないと思ってまた買ってしまったことはありませんか? 必要なものだけ買い足せば済むよう、買い物に行く前、あるいは普段から、どんな食べ物が家にあるかチェックしておきましょう。

<空腹の状態で買い物にいかない>
お腹がすいているとき買い物にいくと、買う金額が最大で64%も増えるという米国人研究者のデータがあります。みなさんも身に覚えがありませんか?

<賞味期限は美味しさの目安と心得る>
「賞味期限=品質が切れる日付」ではありません。美味しさの目安です。神経質になる必要はありません。まずは五感を使ってみましょう。

<お店の商品棚の奥に手をのばさない>
賞味期限が美味しさの目安であるなら、躍起になって、商品棚の奥に手をのばして、日付の新しいものから手をのばす必要はありません。今日食べるものなら、商品棚の前のほうからとりましょう。そうでないと、お店の人が賞味期限切れの食べ物を捨てることになってしまいます。もし家の冷蔵庫に、賞味期限の日付が「近づいているもの」と「遠いもの」と両方あったら、近づいているものから消費しませんか? お店は「地域の人みんなで使う冷蔵庫」と思うことができれば、一番いいですね。

<「限定」には注意>
「数量限定」と言われると、つい買いたくなりますね。しかし、お客さんに買ってもらうための戦略として「限定」をうたうものもあります。パッと惹きつけられても、まずは冷静に考えてみましょう。

<「1個300円だけど2個なら500円」には注意>
1個買うより2個買ったほうがお得。ちゃんと使いきりできるのであれば問題ないでしょう。でも、本当は1個しか要らないのに2個買うのはもったいなくないですか? 必要な分だけ買いましょう。

<皮を使えるものは使う>
イタリアのレモンのリキュールで「リモンチェッロ」というのがあります。私は、国産レモンを買ってきて、皮をむいて、家で手づくりしています。中の果実は、毎朝つくっているスムージーに入れています。根菜類も、綺麗に洗って、皮をむかずに煮物などに使うことがあります。

<備蓄をサイクル保存(ローリングストック法)>
非常袋に入れっぱなしだったレトルト粥、気づいたら1年以上前に賞味期限が切れていたことがありました。ちょっとずつ使っては買い足していけば、「どのくらいの賞味期限の食べ物がどれくらいの量あるか」を把握できます。これを「ローリングストック法」(サイクル保存)と言います。例えば、大雨の日に備蓄のレトルトご飯やカレーでカレーライスを作り、次の買い物で減った分だけ買い足すといった形です。

自分にできそうなことからやってみましょう!

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iDeCo(イデコ)の視点

iDeCoで「みんな」で「できること」

会社勤めの方であれば、11月末にはほとんどすべての方が「年末調整」の手続きをします。生命保険会社や損害保険会社から送られてきた圧着ハガキをもとに、申告書に記載しましたよね。もはや、「毎年のこと」として「当たり前」になった風景です。

「iDeCoを活用しよう!」というとき、勉強したり深く考えたりするよりも、「当たり前」のこととしてしまう方がずっとラクだし効果的です。iDeCoも、ささやかな取り組みが、結果的には大きな資産になります。

<割れない貯金箱を意識する>
お金を貯めようと思って、貯めだしたのはいいけれど、目標まで貯まってない段階で使ってしまった経験のある人って多くないですか? 普通の貯金箱だと、使ってしまえる分、結果的に貯められないことが多いです。

一方で、貯金箱に貯めるのは、「減らない(元本割れしない)」「貯まっていくのが目に見えてわかる」安心感もあります。

iDeCoは何のことかイメージされにくい名前ですが、実はコレ、老後資産形成のための「貯金箱」なのです。iDeCoが何だかよくわからないという人は、「貯金箱」をまずはイメージしてみましょう。

「iDeCo貯金箱」の特徴は次の通りです。
・ 60歳まで絶対に割れません。
 途中で降ろすことができないので、絶対に貯まります。
・ 貯め方を「定期預金」にすれば、元本割れはありません。
 資産運用と違って、元本が目減りする心配はありません(ただし手数料は引かれます)。
・ 貯めた金額に応じて、年末調整により毎年還付金がもらえます。
 受け取りは60歳以降にならないと貰えませんが、還付金は毎年貰えます。

iDeCoのことを難しく考えずに、「60歳まで割れない貯金箱」に貯めるぐらいの感覚でスタートしてみましょう。

<年末調整ではiDeCoの掛金額をしっかり記入する>
年末調整の時に、「保険料控除申告書」にiDeCoの貯蓄額をしっかり記入していますか? もしかして空欄で提出していませんか? 積立額にもよりますが、5万円以上の税負担軽減を達成した人もいます。空欄で出すということは、そのぶん国庫へ税金として納められることを意味します。何もしなければ、国庫は潤っても、自分の幸せに直結するかどうかは未定です。iDeCoは、個人一人ひとりの権利として、税金として納めるのではなく自分名義の口座にお金を残すことができます。これからの長い人生を考えて、自分名義の口座の残高を少しでも増やして「自分の幸せ」に繋げてみませんか?

<資産運用まで手をのばさない>
iDeCoというと、資産運用とイコールで考えられることが多いですが、iDeCoの資産運用の本質は、「資産運用しなければならない」のではなく、「資産運用するかどうかを自分で決定できる」点にあります。

資産運用の世界では、「絶対に儲かる」という保証はありません。元本割れしない「定期預金」という方法で、しかも年末調整で還付金を毎年確実にゲットするメリットを享受することからまずは心掛けてみましょう。

<「無料」には注意>
「手数料無料」と言われると、そちらの方が良さげに見えますね。しかし、iDeCoは60歳までの長い期間で利用するものです。「安かろう悪かろう」では安心できません。適正な手数料で「安心」も一緒に始めるようにしましょう。iDeCoは国民年金基金連合会に支払う手数料などは必ずかかるものです。また、iDeCoのような長期積立投資では、運営管理手数料よりも信託報酬の方がよりインパクトが大きくなります。「無料」に惑わされず、まずは冷静に考えてみましょう。

<iDeCoは実はカンタンと心得る>
「年末調整」のやり方は、誰かに習いましたか? 習っていなくても、ほぼ全員が手続きを行っています。iDeCoも年末調整の手続きの一環で完了するものです。それで還付金がもらえるなんて、素敵なことではありませんか? 難しく考える必要はありません。いつもの「預金」で、いつもの「年末調整」というカタチを構築してみましょう。

自分にできそうなことからやってみましょう!

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執筆: 確定拠出年金スタートクラブ編集部
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