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資産運用・資産形成 / 「ハイイールド債」投資のメリット・デメリット

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「ハイイールド債」投資のメリット・デメリット

Junk bond
(写真=Vintage Tone/Shutterstock.com)

資産運用で債券に投資するということは、一般的には、手堅い資産運用を行うとイメージされることが多いだろう。しかし、ハイイールド債は、債券と聞いてイメージする安定志向とは趣が少々異なる債券だ。

格付け会社が行うハイイールド債に対する格付けは概して低めであり、相対的にデフォルトリスクが高い金融商品であるといえる。「ジャンク債」との異名を持つハイイールド債とはどのようなものか、また、投資対象としてどのように考えるべきか。今回は、ハイイールド債について解説する。

ハイイールド債とは

ハイイールド債とは、世界的な格付会社であるスタンダード&プアーズ(S&P)社であればBB以下、ムーディーズ社であればBa以下にランク付けされている債券を指す。「投機的格付債」あるいは「ジャンク債」とも呼ばれ、信用力が低い代わりに高い利回りが期待できる債券である。

債券投資において、返済能力が高く企業収益が高い企業はデフォルト(債務不履行)リスクが低いと予想されるため、当該企業が発行するの債券に投資したいと考える投資家が多く、債券の金利も低くてすむ傾向にある。

これに対して、企業収益が芳しくない企業や、事業拡大のため一時的にバランスシートが悪化している企業などの場合は、デフォルトリスクが高いと予想されるため、当該企業が債券を発行しても投資しようと考える投資家は少なく、投資を募るために債券の金利を高めに設定する傾向にある。上記の傾向は、プライマリーマーケット(発行市場)だけではなくセカンダリーマーケット(流通市場)においても窺える。

ハイイールド債に投資するときに考慮すべきポイントは、「その債券の元本が確実に回収できるかどうか」である。発行体企業の動向を詳しく把握することができ、支払い能力に問題がなさそうならば、当該企業の債券に投資を行っても回収可能であると考えられる。また、現在の経営状況が芳しくない企業でも、今後成長の兆しが見られるような場合は回収が期待できる可能性もあり、慎重に判断していく必要がある。

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ハイイールド債投資のメリット・デメリット

近年、ハイイールド債を投資対象に組み込む投資信託など多くの種類の金融商品が販売され、個人投資家からの人気を集めている。ここからは、ハイイールド債のメリットとデメリットについてみていこう。

・ メリット
ハイイールド債は、英語で「high yield bond」、つまりhigh yield(高利回り)な債券である。そのため、投資適格債(前述のS&P社であればBBB以上、ムーディーズ社であればBaa以上)に比べると利回りは高くなる傾向にある。高利回りであることから、デフォルトなどに陥らなければ、結果的に高いリターンが見込める。

・ デメリット
ハイイールド債は、投資適格債に比べてデフォルトリスクが高い。格付けが低いということは返済能力に何らかの疑義があるということであり、最悪の場合、投資した元本が返ってこない可能性もある。また、流動性の低さもデメリットのひとつといえるだろう。

景気のバロメーターとしても活用

まとめると、ハイイールド債は、ハイリスク・ハイリターンな投資商品といえる。タイミングを図ってハイイールド債に投資し、大きなパフォーマンスをあげる投資家も存在する。その一方、大きなリスクを取ることができない人は、ポートフォリオにハイイールド債を組み込まないということも選択肢のひとつだろう。

また、ハイイールド債に直接投資をしなかったとしても、景気のバロメーターとしてハイイールド債市場を有効活用することができる。一般的に、景気拡大期はデフォルト率が低くなり、ハイイールド債の利回りも低下する。その一方、景気後退期にはデフォルト率が高くなり、ハイイールド債の利回りは上昇する。このように、景気のピークやボトムを確認するひとつの指標として、ハイイールド債の動向に注目しておきたい。

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執筆: 株式会社ZUU
  
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