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しくじり投信~オレみたいになるな!!~

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(写真=Dean Drobot/Shutterstock.com)

証券会社や銀行で投資信託(投信)をすすめられたことがある人は多いのではないだろうか。投資信託は初心者向きの金融商品だと紹介しているWebサイトも多く存在する。しかし、本当に投資信託は初心者向きなのだろうか。今回は、筆者の投資信託における「しくじり」に着目し、投資信託運用の実情をご紹介しよう。

念願の投信購入!でも気づけばしくじっていた!

金融機関の担当者が投資信託を販売する上でよく使う売り文句は「投資信託はプロが運用している」という言葉だろう。確かに、運用を専門に行うプロのファンドマネージャーが、投資テーマや銘柄を選定しているのは事実だ。しかし、プロが運用しているからといって、必ずしも安心というわけではない。

実際に、アベノミクス相場が始まった2013年4月ごろ、筆者はこのような提案を金融機関から受けた。「日本株はすでに大幅に上昇しているため、今から値上がり益はとりにくい。次は、まだ株価が上がりきっていない新興国に投資をすべきだ。」

そして、そのアドバイスに従って、新興国(ブラジル・中国など)の株式投資信託を購入した。しかし、その後新興国通貨が急落したことを受けて、買った投信は途端にマイナスに転じる。いつかは上がるだろうと回復を信じて2年以上保有したが、一度も買値を上回ることなく、最終的には20%ほど下落したところで泣く泣く損切りをしたのだ。

購入時の手数料や信託報酬などのコストがかかっているにもかかわらず、一度も値上がりすることなく売却せざるを得なかった。思い描いた投資の理想像とはかけ離れた結果にやるせなさを感じたというのが本音だ。

しくじりから学んだこと

筆者のような一般の個人投資家から見れば、金融機関の営業マンは金融のプロだ。さらに、投資信託の運用を専門に行うファンドマネージャーは、いわばその道(資産運用)のプロ中のプロなのだろう。

しかし、プロが資産運用しているからといって必ず利益がでるという訳ではないことを、身をもって感じることとなってしまった。筆者としても、投資対象をよく調べもせずに金融機関の担当者の提案に乗ってしまったことは、大いに反省している。

一方で、筆者が同時期に購入した米国株式の投資信託は、2017年6月時点では大きな利益を出している。結局のところ、投資信託も株式などと同じように、購入のタイミングや投資対象によって、利益にもなれば損にもなるということだ。

iDeCo(イデコ)で「しくじり」リスクを抑える!

投資信託の魅力は、一個人が直接購入しにくい海外の株式・債券・オルタナティブ資産など、世界中の金融商品を幅広く投資先として選定できることにある。また、細かい銘柄選定は運用会社が行ってくれるため、大局観に基づいた投資ができるという点は魅力的だ。しかし、すべてを金融機関に任せたからといって、利益が安定的・永続的に保証されるわけではない。どの投資信託を購入するかはあくまで自分自身で熟慮して決定する必要があることを、前述の失敗例(しくじり)からもご理解いただけただろう。しかし、自分で投資信託の購入・売却のタイミングを見極めるのは、非常に難しい。

そこで有効なのが、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)による「積み立て投資」だ。積み立て投資とは、あらかじめ毎月の購入金額を決め、毎月一定額を買い増していく方法だ。投資タイミングが分散されることにより、購入価格が平準化される時間分散効果が働く。iDeCoは、制度上は積み立て投資を前提とした仕組みになっているほか、原則として60歳まで中途解約できない長期投資でもあるため、積み立て投資にはうってつけである。

さらに、iDeCoは運用益が全額非課税となるため、時間分散効果がさらに働く。そのほか、掛金を拠出する時や受け取る時にも税制優遇がある点は魅力的だ。投資信託での資産運用を考えている方は、ぜひiDeCoを活用して「しくじり」リスクを抑えた資産形成をすべきだろう。

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執筆: 株式会社ZUU
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