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確定拠出年金の基礎知識 / iDeCo加入後に掛金引落口座を変更したいときは? ~ こんな時どうする?iDeCoの手続き④

iDeCo加入後に掛金引落口座を変更したいときは? ~ こんな時どうする?iDeCoの手続き④

(写真=Watchara Ritjan/Shutterstock.com)

2017年1月から、個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できる対象者が、日本国内に居住している20歳以上60歳未満のほぼ全ての現役層に拡大された。

iDeCoは手厚い税制メリットが受けられるが、原則として60歳までの長期にわたり資産形成を行う必要がある。ここでは、iDeCoの商品の性質に触れつつ、iDeCo加入後の掛金引落口座の変更について焦点をあてていきたい。

iDeCoの特徴

iDeCoは、申込先の金融機関から投資する運用商品まですべて自分で選定する、自己責任の制度だ。資産運用の方向性も、定期預金など元本確保型商品を購入してリスクを抑えたり、外国の株式・債券など積極的にリスクを取って高いリターンを求める運用をするなど、自分で方針を決定することができる。また、掛金や運用益の取扱いにおいて税制面で優遇されている等の大きなメリットがある。

その一方で、年金あるいは一時金を受け取れるのは原則60歳以降であり、それまでは中途引出しや解約ができない点に注意しておきたい。また、運用収益はその時々の市況によって左右されるものであり、場合によっては元本を下回る可能性もある。しかし、リスクをふまえて上手く運用することができれば、将来のための資産を増やすことができる制度だ。

iDeCo加入後に掛金引落口座を変更したいときは?

まず整理しておきたいのは、iDeCoの掛金や資産を管理するための口座(iDeCo口座)と、掛金を引き落とすための口座(掛金引落口座)とは別物であるという点だ。また、掛金引落口座を開設する金融機関は、iDeCo口座を開設する運営管理機関と同一である必要はない。例えば、りそな銀行以外の銀行をメインバンクにしている方がりそな銀行のiDeCoプランに加入する場合、普段使っている口座を掛金引落口座にすることも可能だ。

口座変更の手続きは、「加入者掛金引落機関変更届」(様式第K-006号)および「預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書」(様式第K-007号)をiDeCoの運営管理機関に提出することにより行う。
ちなみに、上記の申込書をインターネットからダウンロードで手に入る金融機関もあり、また、それほど難しい様式ではない。ただし、手続きの際には掛金振込口座に係る金融機関の届出印が必要なので、その準備は怠らないようにしよう。
・りそな銀行 iDeCoホームページ > 加入後の変更手続き
 http://www.resona-tb.co.jp/401k/kojin/support/procedure.html

iDeCo加入後に掛金引落口座を変更したいときの注意点

iDeCo加入後の掛金引落口座の変更手順は、決して難しいものではない。しかし、申込日によっては引き落としのタイミングがずれてしまう場合がある点に注意したい。口座変更のタイミングによっては、新しい口座からの引き落としが1~2ヵ月遅れることもある。また、提出した書類の内容に不備があった場合は、当該書類の差し戻しおよび再提出によりさらに長引くパターンもある。

iDeCoは自助努力で老後に備えることのできる制度であり、税制メリットも手厚い。しかし、加入後の手続き面では、注意しなければならない点がいくつもある。iDeCoに加入する際は金融機関(運営管理機関)選びが重要だと言われているが、単に手数料の安さだけでなく、上記のような諸手続きが発生した際にしっかりサポートしてくれるかどうかも踏まえた金融機関選びが何より重要だ。

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執筆: 株式会社ZUU
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