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iDeCo加入後に結婚して姓が変わったら? ~ こんな時どうする?iDeCoの手続き②

(写真=Halfpoint/Shutterstock.com)

毎月掛金を定期的に積み立て、60歳になるまで資産運用しながら老後資産を形成していく個人型確定拠出年金(iDeCo)。加入期間が長くなるほどそのぶん複利効果を得ることができるため、若いうちから早めに加入するのがおすすめだ。しかし、税制メリットや加入推奨の話はよく耳にするものの、加入後の手続きの方法について不安を覚えて、加入をためらってしまう人も少なくない。そこで今回は、加入中に結婚して姓が変わったときの手続きについて紹介しよう。

結婚して姓が変わったときの手続きは?

結婚して姓が変わったら、銀行口座や生命保険の氏名変更をするのと同様に、iDeCoでも氏名変更の手続きが必要だ。まず、加入しているiDeCoプランの金融機関(運営管理機関)から、「加入者等氏名・住所変更届」(様式第K-005号)を入手しよう。りそな銀行の場合、「加入者等氏名・住所変更届」は、ホームページからダウンロードすることが可能だ。

・りそな銀行 iDeCoホームページ > 加入後の変更手続き
 http://www.resona-tb.co.jp/401k/kojin/support/procedure.html

書類の提出先は金融機関(運営管理機関)に対して行うが、実は、氏名等の加入者情報の変更は、金融機関を経由して国民年金基金連合会に対しても行われる。銀行のiDeCoプランに加入しているからといって、掛金が引き落される口座名義を変更しただけでは、iDeCoの加入者情報までは変更されないので注意しよう。

なお、個人型年金規約(iDeCoの制度内容を規定した規約で、国民年金基金連合会が作成している)によると、変更の届出は14日以内に行う必要があるとされている。結婚の際は、市役所や金融機関などさまざまな所で手続きがあって忙しくなるが、iDeCoについても忘れず早めに手続きしたいところだ。

手続きをしないとどうなるの?

iDeCoに加入していると、毎年少なくとも1回は個人別の管理資産額や運用に関する通知が郵送されてくる。国民年金基金連合会等からの通知は、加入者が届け出ている氏名および住所宛てに送られる。氏名や住所が変わっているにもかかわらず、変更の届出をしていない場合は、これらの通知が届かなくなる可能性があるということだ。

現在はインターネット全盛の社会なので、iDeCo加入者サイトに自らログインすれば、運用状況等は逐次チェックすることができる。しかし、インターネットをあまり利用しない層にとっては、通知が届かないことにより運用状況が確認できなければ、運用実績の落ち込みに気づかないまま年を重ねてしまうこともありえる。

また、住所が変わっているのに届け出をしていないと、年末調整の際に必要な「掛金払込証明書」も受け取れなくなる可能性がある。当該証明書が届かないと、掛金の全額所得控除というiDeCoの大きな税制メリットを享受できなくなるのだ。

豊かな老後は正しい手続きから

公的年金における年金加入記録問題はいまだ記憶に新しく、「ねんきん定期便」などで年金記録の確認が推奨されているのを知っている人も多いだろう。年金記録が整備されていなかった原因にはいくつか要因があるが、その一つに「結婚後の改姓手続きがされていないこと」も挙げられていた。iDeCoと公的年金は似て非なるものであるが、結婚後の改姓手続きをしておかないと、巡り巡って年金資産にマイナスの影響を受けることも考えられる。そもそもiDeCoは自己責任の要素が強い制度ではあるが、自分の老後資産を守るのは自分自身と肝に銘じ、豊かな老後資金を築いていこう。

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執筆: 株式会社ZUU
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