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確定拠出年金とは / あなたはiDeCo(イデコ)派?NISA派? 人生100年時代に備えるための【タイプ別診断】

あなたはiDeCo(イデコ)派?NISA派? 人生100年時代に備えるための【タイプ別診断】

(写真=Andrii Yalanskyi/Shutterstock.com)

「人生100年時代」に備えるためか、長期的な資産形成に対する関心が高まっている。人生には、結婚、出産、子供の教育、住宅の購入など様々なライフイベントがある。これらのライフイベントのための資金は、その場しのぎではなく計画的に準備しておきたいものだ。個人型確定拠出年金(iDeCo(イデコ))や少額投資非課税制度(NISA(ニーサ))は、そうしたライフイベントの資金準備に適した制度だといえよう。

iDeCo(イデコ)とNISAの共通点

iDeCo(イデコ)とNISAで共通しているのは、「運用収益」が非課税になる点だ。一般的な金融商品では、利息・配当・売却益・譲渡益などに対し20.315%の源泉分離課税が課されるが、iDeCo(イデコ)やNISAの資産から生じる運用収益は、全額非課税扱いとなる。ただし、非課税で運用できる期間はそれぞれ異なる。iDeCo(イデコ)は加入期間中はずっと非課税だが、NISAの非課税期間は5年間(ただしロールオーバー可能)、つみたてNISAの非課税期間は20年間だ。

iDeCo(イデコ)の特徴と魅力

iDeCo(イデコ)の特徴は、掛金が全額所得控除(小規模企業共済等掛金控除)になる点だ。そのため、一定の所得があり所得税・住民税の負担を減らしたい人は、iDeCo(イデコ)が向いていると言える。

所得税率は最低でも5%、住民税率は一律10%が適用される。所得税率は、たとえば課税所得が300万円であれば税率10%、課税所得が400万円であれば税率20%というように、所得に応じて上がっていく。所得税率が20%のケースで、年間のiDeCo(イデコ)の掛金が24万円(月2万円)であれば、所得税で年間4万8,000円(=24万円×20%)、住民税では年間2万4,000円(=24万円×10%)の税負担が軽減されることになる。税制メリットを受けながら老後のお金を貯めたい人には絶好の制度だ。

一方で、短期間で集中してお金を貯めなければならない場合、iDeCo(イデコ)を選ぶは適当ではない。iDeCo(イデコ)は最短でも60歳までは資金を引きだすことができないからだ。住宅購入の頭金作りや教育資金の準備といった当面のライフイベントに必要な資金は、換金性の高い他の制度・金融商品で準備する必要がある。

また、課税所得のない人(学生・専業主婦(夫)など)は、NISAやつみたてNISAの利用を視野に入れるべきだろう。iDeCo(イデコ)では、所得が無いと掛金の所得控除の恩恵を受けられないうえに、加入すると一定の口座管理手数料がかかるからだ。NISAやつみたてNISAでは、口座の開設や管理に係る手数料は原則かからない(運用商品に係る信託報酬等は負担する)。

【iDeCo(イデコ)が向いている人】
・老後資金を計画的に準備したい人
・課税所得があり所得税や住民税の負担を軽減したい人

つみたてNISAの特徴と魅力

つみたてNISAの特徴は、毎月コツコツと積立ができ、必要に応じていつでも換金できる(引き出せる)点である。運用益の非課税メリットを活かしながら、教育資金や住宅取得資金などさまざまなライフイベントのための資金準備ができるのが魅力だ。対象となる金融商品は、金融庁が定める要件を満たした低コストの株式投資信託やETF(上場投資信託)に限定されている。また、iDeCo(イデコ)では60歳までしか積み立てができないが、つみたてNISAの利用には年齢の上限はない。非課税投資枠は年40万円(20年間で最大800万円)が上限であり、積極的に投資をしたい人にとってはやや物足りない金額かもしれないが、利用価値は高い制度だ。

【つみたてNISAが向いている人】
・いつでも資金を引き出せるようにしておきたい人
・60歳以降も積み立てをしたい人
・課税所得のない人

NISAの特徴は?

NISAの特徴としては、まとまった資金で投資ができる点が挙げられる。NISAの非課税投資枠は年120万円までと、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAよりも枠が大きい。また、NISAの対象となる金融商品は、つみたてNISAとは異なり個別銘柄の株式なども含まれており、積極的に株式投資をしたい人にとっては嬉しい制度だろう。

【NISAが向いている人】
・いつでも資金を引き出せるようにしておきたい人
・課税所得のない人
・まとまった金額を投資したい人
・個別銘柄の株式に投資したい人

まとめると、課税所得がある場合は、掛金の所得控除があるiDeCo(イデコ)をまず利用したい。ただし、30~50代の間に迎えるライフイベントに備えるためには、NISAやつみたてNISAを活用することになりそうだ。つまり、iDeCo(イデコ)とNISAどちらを優先すべきかは、自身のライフプランや資金の使用目的によって変わってくるということだ。なお、iDeCo(イデコ)とNISAを両方活用することは可能だが、NISAとつみたてNISAは併用できず、いずれかを選択する点に注意したい。

※当記事は2019年4月現在の税制・関係法令などに基づき記載しております。今後、税務の取扱いなどが変わる場合もございますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。

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執筆: 株式会社ZUU
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