橋詰: ZUU online presents 笑って役だつマネークリニック。この番組では、経済金融メディアZUU onlineのサポートのもと、最新の経済や金融に関するニュース、資産形成、ライフスタイルに役だつ身近な情報まで、篠原さんと分かりやすく面白くお伝えしていきます。さて、先週は公的年金にまつわる注目記事をご紹介しまして。私、さっそく「ねんきんダイヤル」に電話してみました。
篠原:かけました?(笑)
橋詰:本当に親切ですよ。年金手帳が見当たらないんで、焦って、とりあえず「ねんきんダイヤル」にかけてみようと。
篠原:年金手帳もないのにかけたんですか?(笑)
橋詰:ええ、かけてしまったんですよ。どんなんでしたっけね、年金手帳。
篠原:初歩の初歩じゃないですか(笑)
橋詰:「見つからなかったらどうしましょう?」って訊いたら「その場合は再発行になります。現在お勤めでしたら会社の総務部がその係になりますので、そちらでお願いします」と。ものすごく丁寧にね、私のしょうもない悩みに付き合ってくださいまして。
篠原:すごいですよね。
橋詰:もう私番号覚えました。0570-05-1165。これはね、レッツゴーいい老後ですよね。これからはしょっちゅう電話しますよ。
篠原:大変や(笑)。
橋詰:さあ、そんな話は置いておきまして、今週の話題は「都内だと厳しい、家賃は月収の3分の1ルール、現実的な考え方とは」です。こちらはZUU onlineさんで今読まれている注目の記事なんですけれども、よく言われることらしいですね。家賃を考えるときに、どういうことに気をつけていったらいいんですか?
篠原:衣食住の「住」ですよね。住って一生かかるじゃないですか。
橋詰:うん、生きている限り。
篠原:ねえ。5年後に「俺、住むの止めんねん」っていう人まずいないじゃないですか。なので月収20万円の方が家賃10万円の部屋に住むのはきついですよね。5年後にお金貯まってませんとなっても当たり前じゃないですか。住にそれだけ使ってるんで。要は将来破綻するっていうのが見えるじゃないですか。今はよくてもね。だから全体的に考えるんだったら、住は極力最低限にしてもらいたいなと思うんですね。
橋詰:はい、家賃という意味でね。持ち家の場合はどういうふうに考えたらいいですか?
篠原:持ち家は年収の25%以内がローン返済で毎月払える金額とよく言われているんですけどね。
橋詰:なるほど。理想はどう思われます?
篠原:僕は三大固定費に大鉈を振るいます。三大固定費、なんだと思います?
橋詰:三大固定費。まあ、家賃は入ってきますよね。
篠原:そうですよね、ひとつは住居費ですよね。賃貸、持ち家に関わらず。で、車持ってる方は車関連費。
橋詰:車ねー。確かに乗らなくても費用がかかってしまいますし。
篠原:あとは保険料。生命保険。
橋詰:ああ、保険ですか。
篠原:健康であっても毎月かかるじゃないですか。
橋詰:そうですね。ということは、「家賃」と「車」と「保険」。
篠原:この三大固定費を収入の3割に抑えて欲しいんです。
橋詰:えー…。家賃は収入の3分の1よりもきつい話ですよね。
篠原:きつい話です。でも1万円安いとこに住んだら、年間12万円削減になるんですよ。すごくないですか?投資で10%の利回りを確保しようと思ったら大変ですけど、家計消費を10%削減しよう思ったら、意外とできるじゃないですか。
橋詰:そうですね。
篠原:そのような形で、三大固定費を収入の3割以内に収めて頂きたいと思います。
橋詰:収入の3割。
篠原:この三大固定費をまず見直して頂きたいなと思うんですね。
橋詰:分かりました。固定費は収入の3割が理想と。
篠原:理想です。
【オススメ記事】
・MCは元よしもと芸人FP! ABCラジオ「笑って役だつマネークリニック」で楽しくお金を学ぼう!
・ マネークリニック10月8日放送分「お財布を分けて老後のために積み立てを」
・マネークリニック10月15日放送分「公的年金いくらもらえるの?分からないときは『ねんきんダイヤル』へ!」