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確定拠出年金の基礎知識 / 一括(一時金)でiDeCoを受け取る際の留意点 ~ ゼロからわかる!iDeCoの受取方法③

一括(一時金)でiDeCoを受け取る際の留意点 ~ ゼロからわかる!iDeCoの受取方法③

iDeCo(イデコ)の受け取り方には3通りあり、

・一括(一時金)
・分割(年金)
・一括と分割の併用

から選ぶことができます。

なかでも一括での受け取りに関しては、手数料を抑えられる場合もあれば、逆に税負担が上がってしまうケースもあり注意が必要です。

というわけで今回は、
一括で受け取った方がお得になるケースについて紹介していきます。

一括で受け取る際のメリット

まずは、iDeCo(イデコ)の資産を一括で受け取った場合のメリットをおさらいしていきましょう。

1、退職所得控除が利用できる

iDeCo(イデコ)を一括で受け取った場合、その資産は「退職所得」扱いとなり、退職所得控除が適用されます。

受け取る資産が退職所得控除額の範囲内であれば、全額非課税で受け取ることができます。

2、手数料が抑えられる

iDeCo(イデコ)を分割で受け取る場合、「口座管理手数料」が毎月の負担になってしまいます。

しかし、一括で受け取ってしまえばこの口座管理手数料は不要になります。

このように資産がある間は、口座管理手数料がかかります。そして受け取る際の手数料にも注意したいものです。振込のたびにかかる振込手数料のことです。1回440円(税込)です。

分割の場合は振込のたびに振込手数料が発生することになりますが、一括であれば1回手数料を支払うだけで済みます。

このように一括と分割を比較すると、手数料の面では一括がお得であるといえます。

「一括」がお得になるのは、いくらまで?

iDeCo(イデコ)を一括で受け取ると退職所得控除が適用されますが、
その上限額は、iDeCo(イデコ)の加入年数によって異なります。

退職所得控除の上限額は、勤務先での「勤続年数」をベースに算出します。iDeCo(イデコ)の場合はこれが「加入年数」にあたります。

会社勤めの人で退職金を受け取った場合は、iDeCoで受け取る一時金と合算されます。

ぜひ一度、ご自身の勤続年数とiDeCo(イデコ)の加入年数を確認のうえ、
退職金とiDeCo(イデコ)資産の合計額が、ご自身の上限額を超えていないかどうか確認してみてください。

なお、退職所得控除の上限を超えてしまう場合は、超えた分だけ「分割」で受け取るなど受取り方を併用して工夫するのがオススメです。

「受け取り後」のことも考えて!計画的な資産管理が重要

このようにiDeCo(イデコ)は、工夫次第ではお得に資産を受け取ることが可能です。

ただ、受け取り方ばかりではなく、受け取った後の管理方法も忘れずに検討しておいてください。

iDeCo(イデコ)の資産管理が終了した後は、受け取った資産を貯蓄や資産運用など別の方法で管理することになりますが、
通常の資産運用に戻すと、運用益が課税されたり、運用商品のラインナップが少なかったりと満足のいく運用ができない可能性もあります。

「iDeCo(イデコ)で運用を続ければよかった…」
「一括で受け取ったため、予想以上に資産を使ってしまった」

などと後悔することのないように、受け取り方だけでなく受け取った後のことも含め、計画的に資産を管理していきましょう。

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執筆: 株式会社ZUU
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