個人型確定拠出年金(iDeCo)に関する情報をお届けするサイトです

メニュー
  
  
確定拠出年金の基礎知識 / よく言われるイデコの6つのデメリット 元本割れやその他の危険性は?

よく言われるイデコの6つのデメリット 元本割れやその他の危険性は?

(画像=beeboys/stock.adobe.com)

老後の生活資金を準備するために、国の制度であるiDeCo(イデコ)の利用を考えている人は多いでしょう。iDeCoは老後の資産形成をするのに有利な制度で、他にはない税制上の優遇を受けることができます。一方で、自分で運用方法を決める必要があることや、原則として中途解約ができないため、利用に踏み切れない人もいるのではないでしょうか。今回は、iDeCoの加入を検討する際、デメリットと考えられている点について検証します。

(1)60歳まで引き出せない

iDeCoに預けたお金は、原則として60歳まで引き出すことができません。これは、iDeCoが長期的な老後資金の形成を目的としているためです。ケガや病気、失業などで急にお金が必要になっても、iDeCoで運用しているお金をあてにできないことに注意が必要です。

(2)原則、中途解約ができない

iDeCoは、加入者が死亡したり高度障害者になったりした場合を除き、中途解約ができません。毎月の掛金の拠出が難しくなった場合は掛金を減額する(最低額5,000円/月)か、加入者資格喪失届を出して運用指図者になることになります。

このように、iDeCoは原則として中途解約や引き出しができませんが、逆に考えれば、着実に老後資金を準備できる仕組みということです。

(3)手数料がかかる

銀行で積立預金をする場合、口座開設や毎月お金を積立てる際に手数料はかかりませんが、iDeCoでは加入時と運用期間中、また受取る時にもに手数料がかかります。したがってiDeCoでの運用がプラスマイナスゼロなら、資産は手数料の分だけ目減りします。

特に運用期間中に毎月かかる手数料は、金融機関によって異なるので注意が必要です。この手数料に関しては、後ほど詳しく説明します。

(4)自分で運用するため手間がかかる

国民年金や厚生年金保険などの公的年金は、支払った保険料をGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という機関が運用しています。一方、iDeCoで運用を行うのは自分です。したがって、同じ額の掛金を毎月拠出していても、将来もらえる年金額は運用結果次第で、人によって変わります。うまく運用して利益を得るためには投資の勉強をする必要があるので、時間と手間がかかります。
運用商品は変更できます。まずは複数の資産の組み合わせを専門家にお任せするタイプの商品や元本確保型商品でスタートするのもよいでしょう。

(5)元本割れのリスクがある

(4)で「将来もらえる年金額は人によって変わる」と書きましたが、運用がうまくいかなかった場合、拠出した金額よりも将来受取る金額が少なくなる(元本割れする)可能性もあります。運用は自己責任で行うので、損失が出ても国による補填はありません。運用次第では損失が出る可能性があることを覚えておきましょう。

(6)年金受取り時に税金がかかる場合がある

iDeCoの掛金は全額所得控除の対象であり、これによって所得税・住民税が軽減されますが、受取る時に税金がかかる場合があります。受取り方法は、一度に全額受け取る「一時金」と、期間を決めて定期的に一定額ずつ受け取る「年金」があり、金融機関によっては一時金と年金を併用できるところもあります。

税額は、一時金で受取る場合は他の退職金との合計額や勤続年数などで変わり、年金形式の場合は他の公的年金などによって変わります。

元本確保型商品で運用したら「手数料負け」どころか利回り20%も実現できる?

口座管理手数料が必要

iDeCoに加入する際は、金融機関にiDeCo専用口座を開設することになります。口座管理手数料とは、この口座を維持するための手数料です。毎月かかる口座管理手数料は金融機関ごとに設定されており、2020年10月現在は月々171~629円とかなり幅があります。

口座管理手数料が最も安い金融機関でも毎月171円、1年で2,052円かかるので、利益を期待できない元本確保商品だけで運用を行っていると、手数料の分だけ資産が目減りしてしまいます。

iDeCoの税負担軽減メリットを考慮すれば黒字になる可能性が高い

「同じ元本確保商品で運用するなら、銀行預金のほうがいいのでは?」と思うかもしれませんが、そう
とは言い切れません。iDeCoには、大きな税制メリットがあるからです。

iDeCoの税制メリットは、以下の3点です。
①拠出した掛金が全額所得控除になる
②運用で利益が出てもすべて非課税になる
③受取る時も税金が優遇される

特に「①拠出した掛金が全額所得控除になる」はメリットが大きく、年間20万円を拠出したとすると、税率が20%の人であれば4万円(=20万円×20%)分の税金が軽減されます。

元本確保商品だけでは利益は見込めず、手数料の分だけ赤字になる可能性が高いですが、この税負担軽減メリットを考えると、元本確保商品だけでもトータルでは黒字になる可能性が高いです。

この3つを意識してiDeCoを利用しましょう

今回は、iDeCoの注意点と税制メリットをご紹介しました。少々難しく感じるかもしれませんが、上手に利用して効率的に老後資産を準備したいものです。

①加入する前に、緊急時の資金として貯金をしておく
②iDeCoだけでなく、バランス良く分散投資をする
③短期的な上昇下落に一喜一憂せず、あくまで長期的な観点で運用を行う

以上3点を意識して、加入を検討してみましょう。

iDeCoについてもっと知りたい!お手続きをしたい方はこちら りそなのiDeCo資料請求はこちら 送料無料

>> 月々5,000円から!アナタに合わせた「確定拠出年金」を詳しく知る

【オススメ記事】
今さら人には聞けない「確定拠出年金」のメリット・デメリットとは?
iDeCo(イデコ)の受け取り方は3種類!控除が最大になる方法は
iDeCo(イデコ)を利用したら会社員でも確定申告が必要?
企業型DCがある人でもiDeCo(イデコ)に加入が可能に!ただし条件あり
iDeCo(イデコ)と小規模企業共済はどちらも利用できるか?解説

執筆: 株式会社ZUU
  
確定拠出年金の基礎知識 / よく言われるイデコの6つのデメリット 元本割れやその他の危険性は?