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確定拠出年金とは / 20代におすすめしたいiDeCo(イデコ)の活用法

20代におすすめしたいiDeCo(イデコ)の活用法

(写真=Keisuke_N/Shutterstock.com)

少子高齢化が進行しており、高齢者を支える現役世代の負担が増しており、日本の公的年金制度に不安を感じる方も多いだろう。公的年金制度が破たんする可能性は低いものの、マクロ経済スライドの発動等により給付水準が2割ほど減少する可能性は高い。今まで以上に「老後の資金は自助努力で」備える必要性が高まるだろう。今回は、20代のために「今から始める老後の準備」をご案内したい。

20代は「貯める仕組み」を整える

20代は、就職してまだ数年しか経っておらず、給料はそれほど多くないだろう。そのため、給料が生活費に消えてしまい、なかなか貯められないという人も少なからずいるだろう。「老後のことはまだ考えられない。目先の楽しみにお金を使いたい」というのが本音かもしれない。

しかし、老後はいずれ必ずやってくる。備えがなければ厳しい老後生活を送ることになるだろう。さらには、30代、40代と歳を重ねるに連れて、結婚やマイホームの購入、子育てなどの迎えるライフイベントも多くなる。この時期になると、出費もかさむため、いざという時に貯める余裕が無いなんてことも十分想定される。

だからこそ、早いうちから貯蓄の一部はぜひ老後資金の準備に回していきたい。ライフイベントの少ない20代は、「貯める仕組み」さえ整えることができれば、比較的お金を貯めやすい時期でもある。そして、老後のために長期で「貯める仕組み」として、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を是非活用したい。iDeCo(イデコ)は、老後に備えて、公的年金に上乗せして給付を受けられる私的年金の一つだ。

メリットは大きく3つ。(1)掛金が全額所得控除となる、(2)利息・運用益が非課税となる、(3)年金受取時にも税負担が軽減される。iDeCo(イデコ)は、老後資産を形成する上で非常に有益な制度である。

iDeCo(イデコ)では、拠金で運用する商品は自らが選ぶ仕組みとなっている。運用商品には、定期預金や保険などからなる「元本確保型商品」と、価格が変動する投資信託などがある。資産運用に慣れていないと「元本確保型商品」を選びがちだが、iDeCoの「運用益非課税」というメリットと、若さという「時間」を活かすなら、自分が許容できる範囲内で構わないので投資信託などにも挑戦していただきたい。長期運用において、とある期間で損失を抱えることにとらわれすぎるのは、本質的ではない。相場には良いときもあれば悪いときもある。山と谷のサイクルを繰り返していくため、若いうちから始めれば、少しくらい損失を一時的に抱えたとしても挽回は可能だ。

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購入タイミングを分ける「時間分散」でリスクを軽減

前述のように投資信託は値動きする商品であるため、場合によっては損失が生じるおそれもある。このリスクを回避するためには、タイミングを分けて投資する「時間分散」の手法が有効だ。時間分散とは、値動きのある商品を毎月一定額ずつ購入することによって購入価格をならすことである。価格が安い時は多く、価格が高いときは少なく買い付けることができるため、たとえ一時的に市場が暴落したとしても、その際には商品を多く購入できるため、長い歳月でみると収益の安定が期待できる。

20代の場合、運用期間は約40年と長期間になる。時間分散による投資は、長期的な投資に向いており、短期間で荒い値動きをする投資には向いていない。つまり、老後という将来に備えて安定した資産づくりを目指すのに、時間分散はうってつけの手法だといえるだろう。

アセット・アロケーションを大切に

iDeCo(イデコ)では、複数の運用商品を選択することができる。このとき、資産をどのように配分するかも考えたい。この考え方を「アセット・アロケーション」という。アセット・アロケーションは、投資の基本的な考え方の1つで、個別の銘柄選定よりも全体の資産配分が運用成果に大きく影響するというものだ。投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」という格言が存在する。資産運用も、一つの投資対象(カゴ)に振り分けるのではなく、複数の投資対象に振り分けようという話である。

元本確保型商品を除くと、iDeCo(イデコ)は投資信託での運用がメインとなる。投資信託は、大きく国内株式型、外国株式型、国内債券型、外国債券型、不動産型(REIT)などに分けられる。20代からの長期間運用が可能である点を考えると、たとえば国内株式だけといった偏った対象に投資するのではなく、複数の異なった資産(アセット)に配分(アロケーション)することで、リスクを分散させ、運用成果にも繋がる可能性が高まる。

必ず訪れる老後に向けて、早いうちから着々と準備をしておくことで、将来的に不必要に不安になる必要が払拭されるだろう。20代のために「今から始める老後の準備」を実践してみてはいかがだろうか。

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執筆: 株式会社ZUU
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