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確定拠出年金の基礎知識 / iDeCo(イデコ)にかかる手数料とは

iDeCo(イデコ)にかかる手数料とは

(写真=Kinga/Shutterstock.com)

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の利用者は増加の一途をたどっており、2018年8月末には加入者数が100万人を突破した。これまではiDeCo(イデコ)のことを漫然と聞き流していたけれど、最近になって興味を覚えたという人もいることだろう。

iDeCo(イデコ)は老後に備える自助努力を促す制度で、利用者に対しては(1)掛金が全額所得控除、(2)利息・運用益が非課税、(3)年金受取時に軽減されるといったメリットを用意している。一方、iDeCo(イデコ)にはさまざまな手数料がかかることは念頭に置いておきたい。以下にiDeCo(イデコ)の主な手数料をまとめてみた。

iDeCo(イデコ)を始めるときにかかる手数料

支払先 金額 支払方法
国民年金基金連合会 2,777円 初回掛金より徴収

iDeCo(イデコ)に加入する際は、取扱い金融機関(運営管理機関)の中から好きな金融機関を1つ選び、その金融機関を通して申し込みを行う。最初にかかる手数料は、国民年金基金連合会への加入時の事務手数料2,777円だ。どの金融機関を選んでも金額は一律で、最初の掛金から差し引かれる。また、金融機関によっては、加入時の手数料が別途かかる場合もある。

iDeCo(イデコ)加入中にかかる手数料

支払先 金額 支払方法
国民年金基金連合会 103円 毎月の掛金より徴収
信託銀行(事務委託先金融機関) 64円
金融機関(運営管理機関) 0円~
(金融機関による)

毎月の拠出時には、国民年金基金連合会に103円を、iDeCo(イデコ)の資産を管理する信託銀行に64円を管理手数料として支払う。また、金融機関(運営管理機関)もiDeCo(イデコ)を運営する上で提供するサービスの対価として「運営管理機関手数料」を徴収している。金融機関によりサービスの内容はさまざまであるため、金額も異なり、無料から300円台となっている。これらのサービスは金融機関によってさまざまで、たとえば、りそな銀行のように、加入開始から運営管理機関手数料が2年間無料(2018年9月現在)といったものもある。

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iDeCo(イデコ)の運用商品にかかる手数料

・信託報酬

支払先 金額 支払方法
運用会社 投資信託により異なる 毎月運用資産から徴収

iDeCo(イデコ)の運用商品には、投資信託が多数用意されている。投資信託は、少額で分散投資ができる金融商品だ。投資信託そのものの運用は専門家(運用会社)が行う。iDeCo(イデコ)の利用者は、iDeCo口座を開設している金融機関のラインナップ商品の中から好きな投資信託を選択して購入し、保有者になるとその投資信託の成果である利益を受け取れる仕組みになっている。この運用などにかかるコストは、保有者であるiDeCo(イデコ)の利用者が手数料(信託報酬)として負担する。

投資信託の運用方針には、パッシブ型とアクティブ型がある。パッシブ型は、日経平均株価などの目標とする指標(ベンチマーク)の動きに連動させることを目指して運用していく商品であり、一方のアクティブ型はベンチマークを上回ることを目指した積極的な運用をしていく商品である。一般的にパッシブ型の信託報酬は低め、アクティブ型の信託報酬は高めになっている。

・信託財産留保額

支払先 金額 支払方法
投資信託 投資信託により異なる 売却時に基準価額から控除

iDeCo(イデコ)の運用中に、保有している投資信託を別の投資信託に預け替えたくなることもあるだろう。預け替えの際には、保有している投資信託を売却し、その代金で新しい投資信託を購入することになる。これをスイッチングという。

通常、スイッチングの際に手数料はかからないが、一部の投資信託では、売却の際に「信託財産留保額」が発生する商品もある。信託財産留保額は、投資信託の解約手数料のようなものにあたり、商品売却時の基準価額から差し引かれる。

iDeCo(イデコ)の給付時にかかる手数料

支払先 金額 支払方法
信託銀行 432円 給付金より徴収

給付金を受け取る際、信託銀行等が行う給付の事務にかかる手数料であり、1回の給付につき432円かかる。一時金として一括で受け取れば432円の負担は1回のみで済むが、受取方法を年金にした場合、年金が支払われる都度432円かかることになる。

手数料も踏まえた総合的な検討を

iDeCo(イデコ)の手数料は一定額かかるものなので、毎月の拠出額が少ないと、その分手数料の影響を受けることになる。商品ラインナップや手数料といった要素を総合的に考慮して金融機関を選び、拠出額とのバランスを考えてiDeCo(イデコ)をスタートして頂きたい。

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>>iDeCo(イデコ)の手数料についてもっと知る

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執筆: 株式会社ZUU
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