個人型確定拠出年金(iDeCo)に関する情報をお届けするサイトです

メニュー
確定拠出年金とは / 「おっさんず○○?」春田26歳、やたら絡んでくるおっさんFPに本気で運用の相談してみた

【手数料等の税率については、2019年9月30日時点のものです。】

「おっさんず○○?」春田26歳、やたら絡んでくるおっさんFPに本気で運用の相談してみた

(画像=確定拠出年金スタートクラブ編集部)

春田26歳(一浪一留W大卒マーケッター、社会人2年目)は、スポーツジムで黒澤56歳と出会う。やたらと話しかけてくるちょっとウザイおっさんだったが、話を聞いてみれば、経歴30年のベテランFP(ファイナンシャル・プランナー)だという。
春田は、大学生の時にネット証券で株式投資とFX(外国為替証拠金取引)をかじったことがあったものの、社会人になってからは、投資らしいことは何もせず。投資について何も知らないのは社会人として恥ずかしいかなと思い、ジム帰りにおっさんFP(黒澤)に資産運用について聞いてみることにした。

投資と投機はそもそもちがう

春田:あっ、黒澤さん。お疲れ様です。先週はスポーツジム、休まれたのですか?

黒澤:よぅ。春田くん。先週は出張に行ってたんで、ジムには行けなかったんだよ。地方で美味しいものを食べて来たから、少し太っちゃった。

春田:そうだったんですね。お見かけしなかったもので、どうされたのかと少し心配しました。

黒澤:ほんとぉ?君がこんなおっさんのことを気にかけてくれるなんて嬉しいね。困ったことがあったらなんでも言ってよ。いつでも相談に乗るからさ。

春田:ありがとうございます。実は早速、伺いたいことがありまして。

黒澤:どうした。仕事のこと?恋愛のこと?それとも人間関係で悩んでいるとか?

春田:いいえ、お金のことです。お金の貯め方について知りたいんですよ。黒澤さんはお金のプロなんですよね。

黒澤:FP(ファイナンシャル・プランナー)になってもう30年になるかな。力になれることなら何でも聞いてよ。で、どんな話?

春田:大学生の頃、バイトで貯めたお金で株とFXを少しやってみたんです。でも、どちらも損をしてすぐにやめてしまいました。いまは資産運用らしいことは何もしていないのですが、お金を貯めるにはどうすればいいですかね?

黒澤:お金を貯めるには、「資産を運用すること」について正確に理解する必要があるね。まずは、「投資」と「投機」の違いを理解することが大切かな。「投資」は、将来が有望だと期待できる対象に、中長期にわたってお金を投じること。一方で、「投機」は、相場の変動を利用して、比較的短い時間の売買で利益を得ようとすることだよ。

春田:大学生の時は、週刊誌で「テンバガー(10倍株)期待の有望株」という特集を読んで、あまりよく知らない企業だったのについ買ってしまったんです。ところが、3ヵ月くらいで株価が半分に値下がりしてしまって、怖くなって売ってしまいました。FXも雑誌などを読んで興味本位でやってみたんですけど、毎日為替の動きを見なければいけないのが面倒でやめてしまったんです。

黒澤:よくある話だね。君がやっていたことは「投資」というよりは、むしろ「投機」に近いよ。もちろん、個別の銘柄次第ではあるけど、10倍高が期待できるような銘柄は値動きが激しいものが多いし、3ヵ月といった短期間だと大きな損失を被る可能性があるからね。もちろん、長く投資したからといって必ずしも利益が確保できる保証はないけど、短期で利益を狙おうとする「投機」と、将来を見据えてじっくりと資産を増やそうとする「投資」では、そもそも考え方やスタンスが全く違うんだよ。

資産配分(アセット・アロケーション)を組もう

黒澤:資産運用で大切なことは、どの資産で運用するかということ。つまり、資産配分(アセット・アロケーション)を考えることが大切なんだ。資産運用の世界では、運用の成果は資産配分で9割が決まると言われるくらいだよ。

春田:資産配分って、それほど大切なんですね。

黒澤:そうなんだよ。私も最近iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)の加入希望者向けのセミナー講師をすることがあるんだけど、セミナー参加者からは「どういう資産配分がいいのか」という質問をよく受けるんだ。やはりそこが一番気になるところなんだろう。ところで、春田くんはiDeCo(イデコ)って知ってる?

春田:名前は聞いたことがありますけど、よく知りません。

黒澤:金融機関によって運用商品のラインアップは違うんだけど、iDeCo(イデコ)では、定期預金や投資信託など、複数の金融商品の中から自由に組み合わせて資産を配分することができるんだ。そうやって運用していくことで、60歳以降に必要となる資金を確保しようとする制度だよ。税制上の優遇措置も手厚いから、有効に資産を形成できる方法のひとつなんだ。

春田:みなさん、どんな資産配分をしているんですか?

黒澤:それは人によって違うよ。だって、いま持っている資産の規模や、今後の支出入の予定、運用する期間などは、人それぞれだからね。手堅くいきたいとか、多少のリスクを負ってでも大きく資金を増やしたいとか、投資に対する考え方も違うし。だから、私のセミナーでは「リスク許容度診断」といった質問シートに答えてもらって、それぞれモデルとなりそうな資産配分を紹介してるんだ。要は、自分が投じる資金に対して、どれだけリスクが取れるかを確かめているんだよ。最近では、そうしたリスクをAI(人工知能)が判断して運用してくれるロボアド(ロボットアドバイザー)を使ったりする人もいるね。

春田:へぇ、資産運用の世界にまでAIが……。その「リスク許容度診断」、自分も一度やってみたいです。

黒澤:今度ジムに来るときに「診断シート」を持って来てあげる。おっさんがいろいろアドバイスしてあげるよ。

春田:ありがとうございます!

頻繁な「売り買い」ではなく「リバランス」が大事

黒澤:資産を運用する時、はじめのうちは短期での売買は避けたほうが無難だろうね。取引の手数料も余分にかかるし。大事なのは、リスク許容度や運用状況の変化に合わせて資産の配分を調整することだよ。そうしないと、長期で安定した資産運用は難しいんだ。

春田:資産配分の調整ですか?

黒澤:そう。例えば株式や投資信託など値動きの大きい資産で運用すれば、値上がりや値下がりによって資産の配分の割合も時間の経過とともに大きく変わるよね。そこで定期的に配分の割り合いを確認して、当初の割り合いに戻す必要がある。これを「リバランス」というんだ。放っておくと、いつの間にか資産に対して株式の比率が高まったり、あるいは減っていたりして、自分のリスク許容度からはかけ離れている資産配分になることもあるからね。そこで、資産の一部を売却し、違う金融商品を購入したりして資産配分をコントロールするんだ。

春田:うーん、それはちょっと面倒かなぁ……。どのくらいの頻度でチェックしたらいいんですか?

黒澤:決まりがあるわけじゃないけど、年に1、2回程度は見ておきたいね。夏休みとか、年末とか。自分の決めたタイミングで定期的に見直すといいかもしれないね。例えばiDeCo(イデコ)の加入者は、年1回運用レポートが届くので、そのタイミングでチェックする人も多いみたいだよ。

春田:なるほど。チェックした時にあまりにも大きく資産の配分が変わっていたら、調整すればいいんですね。

黒澤:そのとおり。当初の資産配分になるようにね。もちろん、自分に合っている資産配分の割り合いやリスク許容度も、人生が進むにつれて変わってくるだろうから、それが変わった時にはまた調整すればいいのさ。

春田:長期で資産運用しながら、変化に合わせて調整していけばいいのですね。FXをやっていた時みたいに毎日相場をチェックしなくてもいいなら、自分にもできるかも。それがわかったら、早く資産運用、始めたくなってきちゃいました!

黒澤:うんうん、がんばってみてよ。おっさんは春田君を応援してるからさ!

知らなきゃ損!節税できて、老後の資金にもなるiDeCo マンガでiDeCo 無料配信中!今すぐチェック

【オススメ記事】
今さら人には聞けない「401k」のメリット・デメリットとは?
確定拠出年金、掛金に「上限」があるのをご存じですか?
転職時に後回しにしがちな「確定拠出年金」 あなたは大丈夫?
もしも『踊る大捜査線』の青島俊作と室井慎次がiDeCoに加入したら?
【無料eBookプレゼント】マンガでわかるイデコのすべて

執筆: 株式会社ZUU
確定拠出年金とは / 「おっさんず○○?」春田26歳、やたら絡んでくるおっさんFPに本気で運用の相談してみた