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外貨預金の基本 ~日本円で預金するのと何が違う?

(写真=Roman Motizov/Shutterstock.com)

「アメリカドル」や「ユーロ」といった外貨は、ニュースではよく聞くが、実際に利用するのは海外旅行に行ったときぐらいという人も多いのではないだろうか。しかし、外貨の利用は海外にいるときだけに限らず、資産運用にも十分に活用できる。今回は、外貨の基本と、資産運用に外貨を取り入れるメリット・デメリットを紹介する。

外貨預金は国ごとに利率が違う

外貨預金は、日本国内の銀行が取り扱っている、「外貨」による預金のことをいう。基本的に、国内の金融機関では、アメリカドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなどを取り扱っていることが多いが、ブラジルレアルや南アフリカランドなど新興国の通貨を取り扱っている金融機関もある。

外貨預金は、各国で設定された利率が適用されるので、国ごとに金利が違う。一般的に、先進国は金利が低く、新興国は金利が高い。外貨預金のメリットとしては、ほとんど利息がつかない日本国内の預貯金に比べ、高い利息が期待できることである。また、円高のときに外貨で預金をし、円安のときに引き出せば、為替差益を得ることもできる。

一方、デメリットもある。先ほどとは逆に、円安のときに預金し、急にお金が必要になったときに円高になっていれば、為替レートの分だけ損をすることになる。つまり、日本の金融機関に預金するのとは違い、元本割れのリスクがあるのだ。また、日本円を外貨に換金するときと、外貨を日本円に換金するとき両方に、為替手数料を支払う必要がある。これらのメリットとデメリットをしっかりと知っておくことが、外貨預金を行ううえで大切なことである。

リスク分散の方法として注目が集まる外貨

日本人は外貨に対してあまり積極的ではない。なぜなら、日本円に対する信用が高いからだ。しかし、日本円にもリスクがあることは頭に留めておかなければならない。確かに日本の預貯金は1,000万円とその利息まで元本が保証されている。しかし、今後もし急激なインフレにより日本円の価値自体が大きく下がってしまう場合、たとえ1,000万円という額面が保障されていようと、1,000万円で買えるものが今より減ってしまうおそれがある。

つまり、円建ての預貯金や金融商品だけで資産運用を行うことは、日本の景気や経済に影響を受けやすいだけでなく、「インフレリスク」に弱いのだ。外貨預金の目的は、日本に不測の事態が起こっても、代わりに支えとなる資産を持つことにある。では、初心者が考えたい外貨投資には、どのようなものがあるだろうか。

初心者が考えたい外貨投資は?

外貨投資を行う際、気をつけるべきポイントがある。それは、「資産を1つの投資先に集中させない」ことだ。外貨で投資する場合、できるだけ投資先の企業や国を複数にすることが望ましい。特に、新興国などは金利が高いが、政情や経済面において不安定な国も多い。金利の高さに目を奪われて資産を1ヵ国の通貨に集中させると、その国の貨幣価値が大暴落する状況に直面した際、非常に大きな損失を被ってしまうためである。

日本円のリスクヘッジには外貨を取り入れよう

高度成長期とは違い、政府債務の多さや超高齢化社会の進展などにより日本の将来が心配される中、外貨に対する関心も徐々に高まってきている。もちろん、外貨での資産運用も投資である以上、リスクはあるし、為替がある分売買のタイミングは難しいかもしれない。しかし、日本の金融商品だけで資産を保有することは、それ自体が自分の資産を日本の経済に依存させるリスクがあるということは覚えておきたい。資金に余裕がある人は、少額でもいいので外貨での投資を始めてみてはいかがだろうか。

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執筆: 株式会社ZUU
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