個人型確定拠出年金(iDeCo)に関する情報をお届けするサイトです

メニュー
資産運用・資産形成 / 「Uber」「MaaS」・・・ライドシェア時代のマイカー考

【手数料等の税率については、2019年9月30日時点のものです。】

「Uber」「MaaS」・・・ライドシェア時代のマイカー考

car
(写真=Lifebrary/Shutterstock.com)

「シェアリングエコノミー」という言葉も生まれているように、人々の嗜好は、必要なモノを「所有する」から、必要なときに「レンタルする」へ変わりつつあるようだ。世界的にみても、シェアリングが最も活発化しているのが「自動車」だろう。

空き時間とマイカーを活用する「Uber(ウーバー)」がその一例だ。Uberは、個人間カーシェアリングという新たなサービスによって、タクシーやレンタカーなどこれまでの市場に新たな形で参入を果たしている。本稿では、ライドシェアリングの意義と次世代交通について、マイカーの所持と比較しながら考察を進めてみたい。

「MaaS」構想の下、さらに進むライドシェアリング

マイカーは、かつてわが国の高度成長時代には「3C(カラーテレビ・クーラー・自動車)」の1つにも挙げられるなど、一家に一台の所持・保有が常識として捉えられていた。しかし、ライドシェアが本格普及すれば、マイカーに対する意識も大きく変わってくる可能性が考えられる。

とくに首都圏など人口密集地域では、駐車場代などの維持費がかさむため、マイカーの所持を敬遠する傾向は以前からあった。マイカーを持つことにこだわりを持つ人を除くと、首都圏内を中心に、将来的にはライドシェアの方にシフトしていくのが時代の流れかもしれない。

また、「運転が好き」「自分好みの自動車に乗りたい」という人であっても、所有するよりもコストがはるかに安く、しかもいつでも希望した車種をシェアできる環境が整えば、マイカーの所持よりもライドシェアを選択する層は一定割合で生じてくるはずだ。

これらを見据えて、トヨタのような自動車メーカーでも、シェアリングサービスとICTを組み合わせた「MaaS(Mobility as a Service)」と呼ばれる構想に取り組もうとしている。

MaaSの一例を紹介すると、例えば自動車を所有せず、使いたいときだけお金を払って利用できるシェアリングサービスに加え、鉄道やバスなどといった他の交通機関の運行状況や位置情報とも連携して目的地まで円滑に移動できるといったシステムが挙げられる。

MaaSは、国土交通省が力を注いでいることもあり、トヨタ自動車は相乗りや商品の配送に対応できる箱型のコンセプトカーを発表するなど、各種自動車会社はシェア用の製品開発やサービスに注力し始めている。

マイカー人口は減っても購入予算は逆に増える!?

また、NTTドコモが2017年11月からスタートさせたのが「dカーシェア」だ。dカーシェアは、カーシェア、マイカーシェア(個人間カーシェアリング)、レンタカーといった3つのサービスを1つのプラットフォーム上で利用できるのが特徴だ。利用にあたっては、場所や利用日時などをスマートフォンで指定、検索し、予約や決済(レンタカーは除く)まで済ませられる。

dカーシェアに代表されるように、自動車を簡単にシェアできるサービスが普及していけば、マイカーの所有層は思いのほか急ピッチで減少するかもしれない。

また、マイカーを所持する層であっても、例えば、自分が使わないときに愛車を他者に貸すことで副収入が得られるシステムなどが構築されれば、所有のしかたが従来とは異なるスタンスになってくる可能性もある。このシステムでは自動車保険への加入が前提となっているので、トラブルの懸念も少ないと言えそうだ。

これまでは出費がかさむばかりだったマイカーが、逆にお金を稼いでくれるようになる。すると、誰もが憧れる車種ほどレンタルやシェアリングで人気を呼ぶので、マイカー人口自体は減ったとしても、今までより高い予算で自動車を購入する層が増えてくるかもしれない。

シェアリングエコノミーはIT進化の賜物

今回スポットを当てたカーシェアリングや、実用化が近づいてきた「自動運転」などは、IT分野における技術革新によってもたらされたものだといえる。今から20年程前に本格普及が始まったインターネットが世の中を激変させたように、ITのさらなる進化が、自動車との関わり方をはじめ、さまざまな分野で市場に変革をもたらす可能性がでてきた。

早く始めるのが断然お得!iDeCoのすべて マンガでiDeCo 無料配信中!今すぐチェック

【オススメ記事】
夫婦で考える老後の資産形成
つみたてNISAが投資初心者に向いている理由
つみたてNISA、「売り時」はいつ?
知っているようで知らない「名目GDP」と「実質GDP」の違い
最初の一歩をどう踏み出す!? 後悔しない資産運用の始め方

執筆: 株式会社ZUU
資産運用・資産形成 / 「Uber」「MaaS」・・・ライドシェア時代のマイカー考