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老後資金、夫婦でいくら必要?必要額・不足額を求める4つのステップ

(画像=monet/stock.adobe.com)

老後の生活について、具体的に考えたことはあるでしょうか。 2019年6月に「老後資金は2,000万円不足する」という金融庁の報告もありましたが、実際にいくら不足するかは個人の家計状況によって異なります。

漠然とした不安の中で行動しても、安心は得られません。それぞれのご家庭に合った老後資金の目標を立てることで、今の生活を充実させながら将来困らないための資金準備ができますよ。今回は、ご家庭に合った老後資金の目標額の算出方法や、家計の見直し術についてお伝えします。

老後の夫婦の必要額の目安はいくら?

老後の家計はどうなるのでしょうか?総務省統計局「家計調査~家計収支編・二人以上世帯~(2019年)」によると、65歳以上夫婦(無職)の世帯収入は23万7,358円(公的年金を含む)、それに対して支出は26万7,766円であり、月々の赤字は3万408円です。95歳まで生きるとすると、30年間(95歳まで)の不足金額は、1,094万6,880円(3万408円×12ヵ月×30年)になります。

これは生活にかかるお金なので、住宅ローンの返済や持ち家のリフォーム代、車の買替費用、介護費用は別途考える必要があります。

生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査(2018年度)」よると、介護費用は一時的な費用が69万円、月々の費用が7万8,000円、介護期間の平均が54.5ヵ月なので、1人当たり約500万円がかかることになります。生活費の不足分と合わせると、「夫婦で約2,000万円」が老後までに準備しておきたい貯蓄の目安です。

あなたの老後の必要額・不足額をシミュレーションするための5つのステップ

「一般的な目安はわかったけど、我が家の場合は?」と思う方もいらっしゃるでしょう。ご家庭で必要になる具体的な金額は、どのように計算すればいいのでしょうか。以下の5つのステップで、ご家庭に合った老後の必要費・不足額を算出してみましょう。

ステップ1:前提条件を整理する

具体的な計算をする前に、シミュレーションに必要な情報を書き出しておきましょう。ここで考えたいのが、「働き方」「収入」「支出」に関する事柄です。

  • 働き方(定年の年齢、定年後の就労における収入や期間)
  • 収入(公的年金の金額、個人で積み立てている保険の収入や不動産収入など)
  • 支出(車の買い替え、リフォームなどの大型支出額、ローンの金額と完済時期)

働き方に関しては、いつまで働くか、定年後に就労するか、就労する場合はいつまで、どれくらいの収入を見込んでおくか、などを書き出します。将来は、先のことはどうなるかわかりませんが、まずは現時点での予測として決めておきましょう。

収入に関しては、公的年金や就労以外の収入を書き出します。生命保険会社の個人年金などを契約している場合は保険証券を確認し、いつからいつまで、いくら収入があるかチェックしましょう。

支出に関しては、車や家を所有しているかどうかで老後の生活費が大きく変わります。車は購入費や維持費、家はリフォームの必要性や時期と金額、住宅ローンの完済時期をまとめておきましょう。

ステップ2:老後の収入を計算(年金収入、再就職、副業、投資収益)年間

老後の収入は変動することが考えられるため、60~64歳、65~70歳など3~5年刻みで1年間の収入を書き出しましょう。公的年金の受給見込み額は、誕生月に届く「ねんきん定期便」で確認できます。参考までに、公的年金の平均額は夫婦世帯で21万7,731円、単身世帯で10万4,728円です(総務省統計局「家計調査~家計収支編~(2019年)」より)。

ステップ3:年間の収支を計算 収入金額(ステップ2で求めた金額)から支出金額を差し引く(生活費など)

1年ごとの収支を計算しましょう。ここで計算する支出金額は、ステップ1で書き出した大型支出などは除き、ステップ2で計算した収入と日々の生活支出のみで考えましょう。65歳以上夫婦世帯の支出の平均額は26万7,766円(前述参照)、単身世帯は15万1,307円です(総務省統計局「家計調査~家計収支編~(2019年)」より)。ここで計算した金額が、プラスになることもあるでしょう。

ステップ4:平均寿命までの不足金額を求める 年間の収支(ステップ3で求めた金額)×「平均寿命-定年時の年齢」

厚生労働省「簡易生命表の概況(2018年)」によると、男性の平均寿命は81.25歳、女性の平均寿命は87.32歳です。ステップ3で算出した年間収支を使用し、平均寿命までの不足額を計算しましょう。

ステップ5:老後の不足金額を求める {(ステップ4で求めた金額)-(ステップ1で求めた金額)}+資産額(預貯金・株式資産)

年間の収支がプラスでも、大型支出を差し引くとマイナスになることもありますし、現在の資産を足すことで、老後資金がプラスになることもあります。これで、ご自身の収支や資産状況を加味した老後資金の不足額がわかりましたね。

老後の資金、今からどう貯める?

老後資金の不足額を貯めるには、どう見直しをすればいいのでしょうか。家計の節約ポイントと、お金の貯め方について見ていきましょう。たとえば現在40歳で不足額が1,000万円の場合、老後を65歳からとするなら、あと25年で1,000万円貯めることが目標になります。1年間で40万円、月々3万円程度を老後のために貯めていけば目標達成です。

お金を貯めるには、「収入を増やす」「支出を減らす」「運用する」という3つの方法があります。収入を増やすことは簡単ではないかもしれません。管理しやすい支出をコントロールすることが確実です。

支出は、「固定費」と「流動費」に分けて考えてみましょう。固定費は家賃や通信費、保険、その他サービス利用料など定額かつ固定的にかかる費用で、流動費は交際費や被服・美容費など月によって支出額が変わる費用です。

支出を見直す際は、「固定費」から見直すのがポイントです。利用しなくなったジムを解約するなど、支出項目を一つずつ精査していきます。

支出を見直ししたら、次は「浮いたお金を確実に貯める・殖やす」ことが大切です。支出を見直しても、意識をしていないと浮いたお金はあっという間に消えていきます。

確実にお金を貯めたいなら、銀行の自動積立預金やお給料から天引きされる財形貯蓄を利用するといいでしょう。余裕資金のある方は、iDeCoやNISA・つみたてNISAなどの制度を利用し、積み立てをしながら増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。

公的年金だけでは、生活は厳しいもの。老後の必要資金を自分なりに計算してゴールを決め、今からコツコツ準備をしていくことが大切ですね。

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執筆: 株式会社ZUU
  
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