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iDeCoを実際に運用してみよう 〜積極型ポートフォリオ編〜

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(写真=farland80/Shutterstock.com)

りそな銀行で個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入したあなたへ資産運用の手法について解説するシリーズ第3回。今回は、積極的にポートフォリオを組む場合どうすればいいのかをご紹介しよう。

積極型ポートフォリオを組んでみよう

iDeCoは、老後の資産形成のための長期積立投資だ。60歳までの加入年数が短い場合は、損失が出てしまうと取り返すための年数が足りなくなる場合があるため、どちらかいうとリスクを抑えた運用が好ましいといわれている。しかし、60歳までまだ十分な年数がある場合は、一時的に資産価格が下落したとしても、損失を取り戻すチャンスは十分にある。

積極型ポートフォリオとは、高いリターンを狙って資産配分を行うポートフォリオだ。当然、それ相応のリスクを負うことになる。資産の中核は株式であり、株式の比重を大きくしたポートフォリオを組むといいだろう。

その際に注意したいのが、国内株式の比重を大きくしすぎると、日本株への配分比率が高まってしまうということだ。世界の株式時価総額を100とした場合、日本株の比率はせいぜい約7%だ。そのような背景のなか、国内株式の割合をあまりにも大きくすると、ポートフォリオにおける日本株の影響力が異常に高まってしまい、世界全体の経済成長を享受できない可能性がある。

資産配分の理由と解説

それでは、積極型ポートフォリオの一例をみてみよう。

10%:りそなDC信託のチカラ 日本の株式インデックスファンド
40%:DCダイワ外国株式インデックス
20%:野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
10%:野村 J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)
20%:野村世界 REIT インデックスファンド(確定拠出年金向け)

上記のポートフォリオでは、国内株式と外国株式を組み合わせ、かつ外国株式の割合を高めることで、日本株への集中を避けることができる。海外株式に2種類のポートフォリオを組んだのは、より世界全体の経済成長を享受するためだ。商品の詳細を見ると、「DCダイワ外国株式インデックス」はアメリカを中心に先進国の株式で構成されている一方、「野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)」は新興国の株式で構成されている。

一般的に、新興国株式は先進国株式よりも株価変動リスクが高いが、iDeCoが長期積立投資であることに鑑みると、今後の高成長を見込んで新興国株式の割合をある程度増やしておくメリットはあるだろう。年金を受け取るのが30年後だとすると、世界の経済状況やパワーバランスは大きく変動している可能性が高い。米国に比肩する経済大国が出現していた場合は、その国への資産組み換えも検討したい。

iDeCoの加入者の資産規模や投資経験によって、最適なポートフォリオは様々だ。今回はインデックスフ株式ファンドを中心に、約3分の1をREITに配分したが、それぞれの信念や相場観で、アクティブファンド中心にしたり、REITの割合を増減したりしてもよいだろう。なお、国内REITより海外REITの割合を大きくしているのは、国内株式より外国株式の割合を大きくしている理由と同様である。

全ては「老後の資産形成」のために

iDeCoは長期的に積み立てをしながら投資するものである。株式は一般的にハイリスク・ハイリターンに分類される資産だが、加入者の年齢が若ければ若いほど、長期の定額積み立てで価格変動リスクはある程度分散できる。また、60歳に近づくにつれて、だんだん株式を債券に組み換えていくなど、より安全性を重視したポートフォリオに変更していくことも検討したい。

iDeCoは自分で資産運用していく制度である。同額の掛金を同期間運用しても、最終的な金額は人によってさまざまなものになる。iDeCoの最大の目的は「老後の資産形成」であることを忘れずに、リスクとリターンを十分に考えながら投資をしていくことが重要だ。

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執筆: 株式会社ZUU
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