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「井戸美枝さん短期集中コラム:「定年後40年時代」を安心して迎えるために」【第1回】意外と知らない? 公的年金

(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

意外と知らない? リスクに備える公的年金

みなさんご存知の通り、日本人の平均寿命はどんどん長くなっています。
厚生労働省によると、2016年時点での平均寿命は、男性が80.98歳。女性は87.14歳で、男女ともに過去最高を更新しました。
長生きすることは良いことだけれど、もしもお金がなくなったら…。そういった不安をお持ちの方も多いでしょう。

退職した後、収入の柱となるのは、やはり公的年金です。
年金というと良い印象を持っていない人が多いかもしれませんが、年金は65歳から亡くなるまで、ずっと受け取ることができます。寿命が延びている今だからこそ、一生涯受け取れる年金は心強い存在です。

また、年金は、物価や賃金に合わせて、受け取り額が調整されます。物価が上がれば(お金の価値が下がるということですね)、それに応じて受給額も上昇します。逆に、物価が下がれば受給額も下がりますが、買うことができるモノやサービスの水準は、ある程度保たれるでしょう。
30年後、40年後の経済状況は誰にも予測できません。こうした物価の変動リスクにも対応できるよう設計されています。

意外に知られていないのが、障害を負ったときに給付される「障害年金」や、世帯主が亡くなったとき遺族に給付される「遺族年金」です。
「障害年金」は、傷病の種類に関係なく、うつ病などの精神疾患、がんや糖尿病などの病気で長期療養が必要になった場合など障害等級に該当すると支給されます。「遺族年金」は、生計を維持している人が亡くなったとき、遺された家族に支給される年金です。

65歳以降に受け取る年金(老齢年金といいます)だけがピックアップされがちですが、障害や死亡への保険機能も備えているのですね。
ただし、これらの年金を受け取るには、年金保険料を支払っている必要があります。保険料を支払う余裕がない人は、免除や猶予といった制度もありますので、年金事務所や区役所で手続きをしましょう。

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年金受給額は簡単に分かる

さて、そんな年金ですが、いくら受け取れるかご存知でしょうか。
現時点での年金受給額は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」に記載されています。

50歳以上の人であれば、60歳まで保険料を払い続けた場合の年金見込み額。50歳未満の人は、これまでの加入実績による、現時点での年金見込み額が記載されています。50歳未満の人は、今後、保険料を納めることで、記載されている年金額は増えていきます。
その他、ねんきんネットのウェブサイトに自分の基礎年金番号とねんきん定期便に記載されているアクセスキーを入力すれば、パソコンやスマートフォンからいつでも確認することができます。(アクセスキーは3ヶ月有効)

注意したいことは、年金から、健康保険や介護保険などの社会保険料が差し引かれるということ。受給額が一定額以上になると、所得税や住民税が天引きされる場合もあります。
ねんきん定期便に書かれた金額から、おおむね1割程度が差し引かれる(多い場合は2割程度)と考えておきましょう。

会社によっては、退職金の一部を「企業年金」として受給できることもあります。勤務先の企業によって異なりますので、確認しておきましょう。公務員の人は「年金払い退職給付」がこれにあたります。

もう少し年金額が増えたら…。そう思う人もいらっしゃるでしょう。
実は、年金を増やす方法がいくつかあります。それについては、次回ご紹介しましょう。

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執筆: 株式会社ZUU
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