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確定拠出年金の基礎知識 / これからどうする?iDeCoの加入申込み③:申込書類を郵送してから何が起こっているのか!?

これからどうする?iDeCoの加入申込み③:申込書類を郵送してから何が起こっているのか!?

(写真=Billion Photos/Shutterstock.com)

個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めるにあたり、申込手続きを実際にしてみると、書類提出から取引開始までの間に一定程度の期間が空いてしまうので、不安や迷いなどがでてくることもあるだろう。

そこで、申込書類を郵送してから口座が開設されるまでの流れを以下にまとめたので、注意点なども踏まえて、iDeCoの申込手続きの参考にしてほしい。

書類の郵送後、何が起こっているのか!?

申込書類を金融機関(運営管理機関)に郵送すると、当該金融機関で書類の形式チェックが行われる。その際、記入内容に不備が確認された場合は、通知とともに書類が返却されるため、不足の書類や必要事項を記入して再び返送する必要が生じる。

形式チェックをクリアすると、今度は、当該書類が金融機関から国民年金基金連合会に送付され、同連合会で加入希望者の情報が審査される。審査と言っても、ローンを組むときのような資産状況の審査ではなく、iDeCoの加入資格に該当しているかどうかの確認が行われる。基礎年金番号の間違いや登録口座の重複といった記入ミスがない限りは、審査に通らないということは殆どないといえるだろう。

上記の審査等があるため、iDeCoの加入申出書類を郵送してから口座が開設されるまでには、約1ヵ月半~2ヵ月半かかる点に注意しておきたい。

なお、金融機関によっては、加入申出書の発送などの進捗状況を、eメールで受け取ることが可能なサービスもある。審査の結果などをいち早く知りたい方は、ぜひ利用することをおすすめしたい。

審査通過後の流れ

審査に通過すると、審査元である国民年金基金連合会から「個人型年金加入確認通知書」「個人型年金規約」「加入者・運用指図者の手引き」の書類や冊子が送付されてくる。特に、個人型年金加入確認通知書では、「申請内容」「引き落とし口座」「引き落とし日と金額」「問い合わせ先」の項目を確認することができる。

初回引き落としの際の注意点として、iDeCoへの加入は「口座開設日」ではなく「申込日」からスタートする点があげられる。そのため、審査に時間を要した場合、タイミングによっては初回の掛金引き落としで2ヵ月分も引き落とされる場合がある。

逆に、上記の書類が届いてから約1週間ほどで引き落とされるケースもある。もし掛金引落口座の残金が不足している場合は、掛金の引き落としが実行されず、その月の積み立ては行われない(しかも追納もできない)。この場合であっても、運営管理機関手数料や事務委託先金融機関手数料は通常通り徴収されるため、掛金引落口座の残金には十分注意しなければならない。

さらに、iDeCoでは、相談内容に応じて問合せ先が複数ある点にも気を付けたい。例えば、りそな銀行でiDeCoに加入した場合は、以下の通りとなる。

・加入資格や掛金納付について: 国民年金基金連合会
・資産残高、運用商品の利率、時価などについて: JIS&T社(日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社)
・運用商品や各種手続きについて: りそな銀行

加入手続きに時間がかかっても、iDeCoを始める意義は大きい

iDeCoは、2017年から加入できる層が拡大したことに伴い、加入件数も大幅に伸びている。税制優遇などの恩恵を受けながら資産形成ができるのは、iDeCoの大きなメリットだ。しかし、初回の掛金引き落とし金額が大きくなる可能性がある点や、公的機関や複数の企業が関わっていることから手続き期間が長くなる傾向にある点は、十分に注意しておこう。

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執筆: 株式会社ZUU
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